
頑張る人たちの背中を押したい
DX二部DXグループ
エンジニアリングリーダー
花川 遼
- すまい
- デジタルマーケティング
- 組織横断マーケ支援
- チームへの貢献
DXの経験を活かしながら組織横断のマーケティング支援
現在の担当業務と、これまでのキャリアにおける経験を教えてください。
「&Marketing」というチームに所属し、三井不動産の事業部門およびグループ会社のマーケティング支援を担当しています。中でも、メインは三井ホームの戸建住宅、三井デザインテックのマンションリフォーム、三井不動産リアルティの中古マンション売買媒介に関するマーケティングです。各社にあるマーケティング組織と協力しながらWEB広告を作ることもあれば、商品開発をするためのリサーチやデータ分析をしたり、販売のオペレーションを構築したりすることも。また時には、インサイドセールスのトークスクリプトを作るなど、マーケティングに関することを手広く担当しています。
文字通りマーケティングの何でも屋さんといった感じですね。前職でもそういった業務を担当していたのですか?
DX全般に取り組んでいたので、近い部分はあります。最初はWEB広告の運用からDX系のキャリアをスタートし、データ分析やプロダクト開発の経験を経て、徐々に裾野が広がっていった感覚です。以前は営業系の職種ではあったのですが、当時も顧客や市場のデータ分析業務を担当していたので、元々分析や企画が好きな性格なのかもしれません。

エキスパート職(IT系)への期待と尊敬その責任と重圧を力に変えて
前職でもさまざまな業務にチャレンジし、また自身のスキルとしても成長していっている中で、なぜ転職しようと思ったんですか?
年齢的にもキャリア的にも管理職になっていく段階であり、転職するなら良いタイミングだと思ったからです。その上で、自身のこれまでのスキルや経験を振り返り、DXに関する総合力を活かせる場所を探している時に、三井不動産と出会いました。前職とは顧客層が異なり、事業の幅も広い当社は、私にとって挑戦し甲斐のある環境だったと言えます。
そうして2024年に三井不動産に入社し、DX本部の一員として働く中で、印象に残っている出来事はありますか?
まだ社歴も浅く、大きなインパクトのあるエピソードはないのですが、私のことをDXの専門家として尊重してくれていると感じるシーンが多く、それがとてもありがたいです。私の仕事はあくまでも事業部門、グループ会社の支援ですから、各組織の協力なくしては何事も成し遂げられません。企画や施策によっては、現場に少なからず負担がかかってしまうものもあるのですが、実施することの意義やメリットをしっかりと理解した上で、前向きに協力してくれるんです。もちろん、私自身も信頼してもらえるよう努力をしたり、まずは始めやすい施策から提案してみたりといった工夫はしていますが、良いものであれば積極的に導入していこうという姿勢が、当社グループ内に定着しているように思います。

「人の三井」に偽りなしだからこそ強く思う、貢献の気持ち
他の会社を経験しているからこそ感じる、三井不動産らしさ、みたいなものはありますか?
「人の三井」という言葉がありますが、実際に入社してみると、本当にその通りかもしれない、と思うことは多いですね。チームで仕事をするという風土も根付いていますし、一人で責任を負うこともなければ、自身の努力でチーム全員が喜んでくれる。加えて、仕事そのものの社会的意義が大きく、誇りを持って取り組むこともできます。こうした環境があるからこそ、魅力的な人が多く育っていくのではないでしょうか。
「何をするか」と「誰とするか」。社会人生活において天秤にかけなければいけないケースも多いですが、三井不動産なら両方を叶えられるんですね。
だからこそ私自身も、素直に自分の行動が誰かの助けになればと思って働いています。マーケティングという仕事柄、誰かが心血を注いで作り上げたプロダクトをより多くの人に届けていくために働くことが多いので、モチベーションの源泉と仕事の目的が非常にマッチしていると感じます。これからも、頑張っている人、才能のある人を応援していけるように、マーケティングの最適化に励んでいきたいです。

人生をかける価値のあるプロダクトとの出会いを目指して
最後に、花川さんの今後の目標について教えてください。
あまり大それた野望があるわけではありませんが、ライフワークとして情熱を注げるようなプロダクトを見つけられれば嬉しいです。既存事業のエンハンスなのか、完全な新規事業なのか。いずれにしても、自身の半生を振り返った時に、思いを馳せることができるようなプロダクトに携わることができれば、働くことがますます楽しくなっていくでしょうね。